
楽しい乗り物トライクの、レポートを皆さんにお届けします。
▼お仕事の内容とトライクの魅力について、お聞かせ下さい
『トライク』という三輪バイクのレンタルと販売をしています。この乗り物は、普通自動車免許で乗ることができます(しかも排気量の大きさによる『乗れる』『乗れない』の区分はありません)。
逆にバイクの免許を持っていても、乗ることのできない変わった乗り物なのです。
トライクの特徴は、通常のバイクの後輪を二輪に改造していることです。ですから右・左折時にバイクのような体重移動で曲がることが出来ません。車と同じように、ハンドルを切らないと曲がらないのです。
これがトライクの面白いところであり、また、普段バイクに乗り慣れている方が、その感覚の違いにとても苦労する部分でもあります。
私達『アジュール・ウインド』は、4年前にトライク専門店として沖縄へ上陸。お客様にトライクの面白さや魅力を広めようとその活動をスタートさせました。沖縄はご存知の通り車社会です。どこへ行くにしても、車やバイクは必需品という土地柄ですから、観光をするにしてもレンタカーが主流になります。そのような社会背景の中、レジャーのアイテムとして、また一つの遊具として皆さんにご利用していただければと考えています。
特に天気の良い日は、海岸沿いの国道をトライクで走れば、身体全体で潮風を感じることが出来ます。とても気持ちが良いですよ!
▼『アジュール・ウインド』さんのお店の特徴を教えて下さい
当店で所有しているレンタル用トライクは全部で12台。運転操作の簡単なスクータータイプで、125cc~650ccまでを揃えています。
男女を問わず、18歳~85歳までの幅広い年齢層のお客様にご利用いただいています。
特に年齢が上になるに連れて、バイクの大型免許をお持ちでない方や、「今さらバイクの免許を取りにいくのはどうも…」という方々が多くなるのは当然で、そういうお客様からは「今持っている普通自動車免許で、バイクに乗っている気分が味わえてすごく嬉しい!」とおっしゃっていただいております。
お店の雰囲気づくりで特に心がけているところは、ツーリングから帰って来られたお客様が、広い店内でのんびりゆったりくつろいでいただけるように、ということです。
お客様との触れ合いや、「今日はこの場所がすごく良かったよ!」「へぇ~、どんな風に?」のような気軽なやり取りを大切し、いつも明るく楽しい場所であり続けたいですね。
そんなことを考えながら、日々のお店づくりをしていますから、それが特徴と言えるのではないでしょうか。
▼このお仕事をされていて、良かったことを教えて下さい
良かったことを挙げるなら、それは何といってもツーリングから無事に戻られて、「とても楽しかった!」という笑顔でいっぱいになっているお客様の顔を見た時ですね。
例えば前にこんなことがありました。一見すると、ちょっとコワそうなお顔立ちの方が、お客様としていらっしゃいました。受付の時には気難しい顔をして手続きをされていましたが、トライクに乗って帰って来られた時には、まるで子供に戻ってしまったかのような興奮と、無邪気で明るい表情に変わっていました。
このような場面に出会えるこの仕事は、やりがいがありますしとても好きです。
▼これからの夢や抱負をお聞かせ下さい
お客様にはただ単にトライクをご利用いただくだけではなく、今後は楽しい遊び方・乗り方のご提案をしていきたいですね。
例えばダイビングショップさんとの提携で、器材などの荷物は車に積んで別に運搬することにして、お客様にはホテルから目的地までの往復にトライクをご利用いただき、その間の時間も楽しいひと時になるようなそういうツアーを考えています。
他にもトライクをご購入いただいたお客様が退屈されないよう、皆さんで一緒に盛り上がれるようなツーリングやイベントも企画中です。
こういった催し物の中に、レンタルのお客様も一緒に入って楽しんでもらえたら嬉しいですね。
▼最後に皆様へメッセージをお願いします
トライクは走行中、全身で風を感じながら爽快な気分を味わうことの出来る楽しい乗り物です。
でもバイクと異なる点は、普通自動車の免許で乗ることが可能で、ヘルメットの着用が義務ではないところ。この開放感が一つの魅力ではあります。
ですがより安全面のことを考えた場合、やはりかぶっていただくことが一番です。
当店ではヘルメットの貸し出しを無料で行っていますので、お気軽にお申し付け下さい。
男性だけに限らず、女性のご利用も徐々には増えてきています。
しかし、まだまだ一般には広く浸透している乗り物ではないので、性別には関係なく中にはバイクと同じような乗り物だと考えられ、「バイクには乗ったことがないから乗れないな…。」と敬遠される方もいらっしゃいます。
でも、『車両感覚』や『曲がり方』などバイクとは異なる乗り物ですので、そのようなお考えをお持ちの方にもぜひ一度体験していただけたらと思っています。
それと、トライクは単なる移動手段としてのみお使いいただくのではなく、何より遊び道具の一つとしてご利用いただけたならもっと楽しくなると思います。
沖縄は海のすぐそばに道路が通っていますので、気持ち良い潮風を身体に直接感じながら走りを楽しんでいただくことが出来ます。
そういう意味では、この乗り物はこの場所にピッタリと言えるのではないでしょうか。
取材後、島村店長のお言葉に甘えてトライク(250ccのビックスクータータイプ)の体験試乗をさせていただきました。走行コースは、交通量のほとんどないお店の裏側にあたる農道。ここはトライクを借りにきたお客様が、ツーリングに出かける前に慣れるため練習をする場所なのだそうです。
ひと通りのレクチャーをいただいた後、島村店長に後部座席に乗ってもらって一緒に出発しました。恐る恐るアクセルをひねっていくと、トライクは徐々に走り出します。感動です、それに爽快。最初のカーブに差しかかった時、レクチャーを思い出しながらハンドルを切っていきました。「おぉ~、曲がれた!」トライク初体験の私には、何もかもが感激の連続。やがてコースも終盤に差しかかり、少しずつ慣れ始めてきました。この時、私の頭の中には、海沿いの国道をかっこ良く走っている自分がいました。




トライクリゾート アジュール・ウインド














