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有限会社 壷川自動車学校

有限会社 壷川自動車学校 インタビュー
今回は『有限会社 壷川自動車学校』の荻堂清次取締役にお話を伺いました。
安全運転実現のためのその想いを語っていただきました。

▼壷川自動車学校さんの特徴や魅力を教えて下さい

 

乗用車当自動車学校では、場内教習コースの中に『4車線道路』の広い区間を有しています。これは、沖縄県内ではここだけという壷川自動車学校の自慢の一つです。

 4車線道路で実際の路上と同じ走行感覚が味わえるので、ここで車線変更などの経験を積むことにより、路上教習に出ても慌てることなく落ち着いた運転ができるようになります。

  

 大型自動車

自慢の二つ目は、『全車種教習』を行っています。

 これは『普通自動車』『大型自動車』『中型自動車』『普通二種』『大型二種』『中型二種』『小型二輪車』『普通二輪車』『大型二輪車』『けん引』『大型特殊自動車』と、すべての車種の教習を行うことが出来ます。これも県内で唯一です。  

この二つが当自動車学校の最大の特徴であり、また魅力にもなっていると思います。

 

▼4車線の場内教習コースについて、そのいきさつを教えて下さい

 

4車線コース4車線の教習コースは、実は最近造ったものではないのです。
当自動車学校は、元々は那覇市壷川にその教習所を構え、その後小禄に場所を移しました。さらに沖縄の本土復帰(1972年)の時期に、現在の豊見城市名嘉地へと移転することになったのです。名嘉地に教習所を建設する際、「沖縄には、どこの自動車学校にも4車線の教習コースがないから、それならばうちで造ろう!」と、当時の経営陣は決断をしたのです。こうして県内初の4車線コースが誕生しました。

 

この4車線コースの設置や、大型自動車の教習が出来るほどの道路の広さなどが下地となり、その後の法改正も手伝って、『全車種教習』など充実した内容の自動車学校へと成長することが出来ました。そのような意味で、最初に4車線教習コースの設置を決断した当時の経営陣は、すぐれた先見の明があったのでしょう。

 

▼このお仕事をされていて、難しく感じられることや良かったことはありますか?

 

私達は、入校された生徒さんに車の運転の仕方を教えています。ですが逆に、生徒さんから学ぶことも多いのです。それは特に『教え方』や『対応の仕方』についてですね。

 

教習風景ある教習内容を生徒の皆さんに同じように教えて、それで同じように理解していただけるのなら苦労はありません。ですが、実際にはそう簡単にいきません。

 生徒さん一人一人が様々なモノの考え方を持っていますから、良いと思われる教習方法を実施しても、その教え方が生徒さんによっては「分かりやすい。」という場合もあれば、「よく分からない。」という場合も出てきます。

 

このような状況なので、指導の仕方については常に悩みが付きまといます。この部分は難しいところですね。
ですから何年やっていても、常に工夫の毎日です。

 

良かったことと言えば、ある時とても対応の難しい生徒さんが入校されたことがありました。ですが我々職員の中で、その方に対しとても親身になって対応していた者がおりました。すると、卒業する頃には逆に当自動車学校のファンになって下さり、友人や知人を次々に紹介して下さったという出来事がありました。

 

他には、元教習生と何年か経ってから再会し、その後はビジネス上のお付き合いに発展していった例も多々あります。私は取引や仕事の依頼などで、外に出ることも多いのです。初めて行ったある会社で、「私が免許を取った際にはお世話になりました!」と元教習生から声をかけられたのをきっかけに、後の仕事話がスムーズに進んでいきました。このような出来事が増えていくに従い、ネットワークの広がりをとても感じます。

 

自動車免許というのは、年齢・性別・職種に関係なくほとんどの方が取得を目指します。
ですから、このようにして広がっていくメリットは、自動車学校の職員ならではと言えるでしょう。

 

▼今後の抱負をお聞かせ下さい

 

荻堂取締役当自動車学校は『全車種教習』を行っている特徴を生かして、タクシー会社・バス会社・レンタカー会社など、特に車の運転と仕事が切り離せないような企業に勤める社員の方々の、『安全運転の向上』に積極的に貢献していきたいと考えています。

 

なぜなら現状では、生徒さんが自動車学校を卒業した後は、それこそ事故でも起こさない限り再び講習を受けに来ることはないからです。

 

でも、事故を起こしてしまってからでは遅い。企業は計り知れないダメージ受けるばかりか、被害者も加害者も一生を台無しにしてしまう。そうなる前に企業さんと連携を取りながら、安全運転のための再教育や企業研修など、アフターフォロー的な役割を当自動車学校で担っていきたい。

 

そのような方向から『車社会沖縄』の安全運転の向上と事故防止に一役買うことができたなら、胸を張って社会貢献をしていると言えるのではないでしょうか。

 

▼これから免許を取られる方に向けて、メッセージをお願いします

 

教室風景人間というのは自分自身も含めて、とかく『苦』よりも『楽』な方向へ行きがちですよね。それを自動車学校に当てはめてみると、例えば「当自動車学校には4車線のコースがあります。皆さん、どうぞ来て下さい。」と外に向けて宣伝をしたとします。

 

でも人によっては、「4車線のコースなんて車線変更が難しそうだから、どこかもっと簡単なコースの自動車学校に行こう…。」とお考えになる方がいるというお話を聞いたことがあります。

 

あるいは、「どうせ同じ免許を取るなら、なるべく交通量の少ない路上で教習する学校に行こう…。」と考える方もいるらしいのです。でも免許を取った後は、難しい教習を受けたドライバーであろうとそうでないドライバーであろうと、皆一緒の道路を同じように走ることになるのです。

 

運転免許を取るなら壷川自動車学校!そう考えると、なるべく簡単に早く取りたいという考え方は、免許を取った後で自分に対しても周りの人に対しても、非常に『危険』であるということがお分かりになると思います。

 

壷川自動車学校は入校された生徒さんに対し、『大小に関係なくいかなる事故も起こさないように、そしてそのための安全運転をいかにしてもらうか』ということを目標に、日々の教育や指導を行っています。

 

そのための運転経験を積む場であり、さらに運転技術を向上させる場でもあるのです。これから免許を取得しようとお考えになられている皆さんは、この点を常に頭に置きながらの自動車学校選びと、日々の教習に励んでいただきたいですね。

 

【取材後記】

免許を取ってから『うん十年』になる私ですが、今回の取材を行なううちに、自動車学校に通っていたフレッシュな時代の自分を思い出しました。すると当時の私も例に漏れず、早く免許を取ることに青春のすべてを懸けていたような気がします。その姿を見ていた当時の自動車学校の先生達はどのように感じていたのでしょうか…。

普段、仲間同士のおしゃべりの中で自動車学校の話題が出てくる時には、決まって生徒の側から見た自動車学校やその時の担当教官の様子を一方的に語っていることが多いです。しかし取材を通して、先生方の心の中には安全運転に対する願いがとても強く、事故のない世の中にしていきたいという想いがあふれていて、それがひしひしと伝わってきました。

私達は車の運転を安易に考えず、いつでも『走る凶器』を操っているということを自覚しなければならないと感じました。それを忘れた時、悲劇と破滅へのプロローグに足を踏み入れてしまっているのかもしれないのだから…。

 

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