
ネイルの技術だけでなく人とのコミュニケーションも大切にするその仕事ぶりに迫ります。
▼業務内容(商品・サービス等)をお聞かせください
ネイルズディアナでは、主にネイルサロン業務とネイルスクールの運営を行っています。本店の西原店は5年前にオープン、その後2年半して名護のマリオットホテル内に開店、そしてこの新都心店がオープンして半年ほどになります。
スクールは西原と新都心の2ヵ所で運営していて、今は8期生がネイルについて勉強しています。スクール生が増えてくるにつれて、スクールを卒業したネイリストの受け入れやサロンでの実践的な指導なども考えると、西原本店だけで対応する事ができないなという事で、支店も設置することになりました。
▼スクールの運営や内容についてお聞かせ下さい
当スクールではグループレッスンの形を取っていて、2~3名でそれぞれがモデルになりながら、より実践に近い形でネイルの技術を習得していくようになっています。
グループという形を取っているので半年間の間で強い連帯感も生まれてきますね。グループでの作品出展なども良くありますし、過去にはそのグループの仲間同士でお店を開くなんていう事もありました。
これまでに40~50名のネイリストがネイルズディアナのスクールを卒業していますが、中には独立して自分のお店を構えて頑張っている人もいるんですよ。
ネイリストは一見楽しそうに見える職業ですが、やはり技術職ですので壁に何度もぶつかる事があります。でも仲間がいればその壁も乗り越えれられるんですね。
もちろん簡単にという訳ではありませんが、特に初めてネイルに触れる人は、どんどん成長していく為にも相談できる仲間がいた方が良いです。グループ制をとっているのはそういう理由もあるからです。
また、ネイルは技術職でありながら接客業でもあるので、接客の技術を自然な形で身につけてもらう為に、先輩ネイリストのサロンでの動きを普段から肌で感じる事が出来るサロンの中でスクールを行っています。
そうすると、いざ自分が現場に立つとなった時にスムーズに動く事ができるんです。言葉遣いや立ち振る舞いなど、やはり他の人の生の動きから学ぶ事はとても多いですね。
夜間部の方には主婦からアルバイトと掛け持ちをしながらのフリーターの方、季節労働で費用を貯めて短期間で技術を習得しようという方など、様々な方がネイルズディアナのスクールを訪れています。
▼田尻オーナーがネイリストになるまでのエピソードをお聞かせ下さい
実は私がネイルを始める前、今から20数年前にどうしてもネイルがしたくて学校を辞めてネイリストをすると両親に話した事があるんです。
家族はもちろんびっくりしていたんですけど、「あなたが言い始めたらもう止まらないからやりなさい」と。
それから就職課に行って一生懸命調べたら、高校を卒業しないとどこにも入れなかったんですね。専門学校でしかネイルを習う事が出来なかったんです。
その後、自分がなりたいものになるには、最低限の勉強はしておくべきなんだろうと思って短大まで出たのですが、まだネイルが沖縄に普及していないという事もあって、しばらくネイルから遠ざかっていたんですね。
その後そのまま就職して保育士をしていた時に、たまたまネイリストの方が子供を預けに来ていて、 その方が「うわぁー」と思わず声を上げてしまいそうな位にキレイなネイルをしていたんですね。
それを見てから、すぐにその方のところにネイルをしてもらいに通いはじめました。
長期の休みが出来たらとても長いネイルにしてもらったりしていたんですが、そのうち自分でアートなどをするようになりました。
そして、本格的にネイルを始める事になったのが30を過ぎて2人目の子供を生んだ後くらいですね。今せっかくきちんと安定した収入があるのにと主人もびっくりしていましたね。そこをなんとか「結果を出せると思うから3年我慢してくれ」とお願いして了解してもらいました。
そして、私が沖縄チャンピオンになったのがそれから3年半後ですね。 「第2回 ネイルコンペティションOKINAWA」という大会で、プロフェッショナル総合優勝・スカルプチュア部門第1位という結果を残す事が出来ました。
のめり込むとトコトンやってしまうので、気がついたらここまで来ていました。
もともと何か作り出すという事は好きでしたし、その為なら細かい作業も苦にならない性格だったのであっという間でした。
ネイルを本格的に始めてから今年で8年程になります。
▼いつも心がけている事などはありますか?
お客様のネイルを作る際には、「おまかせ」でお願いされる事がほとんどなので、話をしながらお客様の求めているものを引き出していきます。
その人の身に付けている物、キャラクターや生活スタイルなどに合わせて、TPOに合わせた周りに不快感を与えないようなネイル、そしてなによりお客様自身に喜んでいただけるネイルが出来るように心がけています。
また、お店の方では、特にスタッフの体調には気を遣うようにしていますね。
20代の人がほとんどという事もあるので、頑張りすぎて無理している時はセーブして、 また気が抜けている時は喝を入れたりと経験者であり年配である私が皆の状態を見ながら 環境を整えるようにしています。
スタッフ同士はとても仲が良くてファミリーみたいですよ。言えば私は皆のお母さん役といったところでしょうか。
▼この仕事をしていて良かった事・苦労した事をお教えください
私はあまり苦労を苦労と感じない性格なので、周りから見ると大変だねと言われる事があっても、そんな事を全然感じていなかったりするんです。
色々やっているので忙しくて時間がないのではと言われる事もよくありますが、私からすれば何もしていない時間の方が逆に苦しいですね。
また、仕事だけではなくてプライベートも大切にしています。平日はネイルでずっと忙しい分、週末は家族との時間をしっかり過ごす事で、自分の中でメリハリをつけて仕事と家庭の両立が出来ています。
経営者として、ネイリストとして、スクールの校長として、日本ネイリスト協会の講師として、そして家では母として、妻としてと、たくさんの顔を持っていますので、自分の中でうまく切り替えながら精一杯やっています。
この仕事をしていて一番良かったなと思うことは、やはり友達が沢山増えた事ですね。ほとんどのお客様は、ネイルを通してコミニュケーションを取っているうちに、お友達といった感覚になってきますね。おかげで毎日本当に楽しくお仕事させてもらっています。
今の世の中、なかなか人と触れ合う機会が少なくなってきていると思うのですが、そんな中ネイルは1~2時間も手を握られている状態が続きます。なので、別名ハンドセラピーとも言われているんですね。
硬くなっていた気持ちもだんだんリラックスしてきますし、いろいろと話をしている内に同じ悩みを抱えていたりと誰にも話せないような事を話してくれる事もあるんです。時間が経つにつれて、心を開いてくれて話もとても盛り上がるんですよ。
▼最後に一言あればお願いします
今ネイルサロンがとても増えてきていますけれども、一般的にはまだネイルの「派手・高い・特別な人がするもの」といったイメージがまだ強いのですが、そうではなくて爪の手入れをしたり、壊れた爪を直したり、硬くなった足裏の角質を取ったりといった基本的な事が出来て初めてのアートなんですね。
ネイルは皆さんが思っているよりもシンプルなものなんだということを広めていければと思っています。
間違った方法で自分でお手入れしてしまっている方も多いと思いますので、是非一度プロの手に任せてもらえればと思います。
ネイルが身近なものになるように私達ももっともっとPRを頑張ります。
気分を変えたい時や特別な時などは気軽にネイルズディアナまでお越し下さい。
「人と話すのが好き」という田尻オーナー、取材が始まってからはネイルの事も含めユーモアを交えながらこれまでのお話を伺う事ができ、楽しい時間を過ごさせていただきました。(全て書けないのが残念です。)
取材中、隣のテーブルではスタッフの方が練習に励んでいたのですが、話をしながらも要所要所でしっかりとアドバイスを入れたり、また最後に人工爪(スカルプチュア)を手にしてもらった時の、取材中とは一転した真剣な眼差しで爪を作る姿など、田尻オーナーのネイルに対する想いを感じさせる場面もありました。
ネイルをまだ経験したことのない方、したいなと考えている方、是非【Nails Diana(ネイルズディアナ)】で楽しい時間を過ごしながら綺麗な爪になってみてはいかがでしょうか?
きっと幸せな気持ちになれると思いますよ。



ネイルサロン Nail's Diana(ネイルズディアナ)















