
仕事を通して、地域に対する想いを語っていただきました。
▼業務内容と会社の特徴についてお聞かせ下さい
アパート・マンション等の管理と賃貸業務、土地・建物に関する売買とコンサルタントを主な業務としており、本店である『有限会社てだこ』と支店の『南ぬ・プラザバークレー店』の2店舗を擁しています。
特徴は、一言で言うと『経営理念をとても大切にする会社』です。
最近の世の中は特に、偽装問題など会社組織での不祥事がたくさん明るみになってきています。
私はそのようなことが大嫌いなので、目先の利益追求や売り上げ至上主義、そしてそれに伴う根性論などは会社内に持ち込みません。
基本的な経営理念は『てだこ10訓』として会社内に示しています。その内容とは、
一、 社会の発展と福祉に貢献する
二、 会社の発展と社員の幸せを一致させる
三、 全ての関係者と共存共栄を目指す
四、 お客様に喜ばれる仕事をする
五、 仕事に誇りを持ち、常に正しいことをする
六、 夢を持ち、常に挑戦し続ける
七、 仕事を通じて、自己実現を図る
八、 スピードは力、変化はチャンスととらえる
九、 誰にも負けない努力をする
十、 常に謙虚な気持ちを持つ
これさえできていれば、100年はつぶれない会社になると思っています。これが最大の特徴ですね。
そして、この事業をスタートさせた時からこの周辺地域には支えられてきていますから、それを裏切るような行為はとんでもないことだと思っています。
私はこの地域が好きですし、この地域に住んでいる方々が大好きです。ですから、いつも地域のことが頭から離れませんし、地域の方々にはいつも感謝しております。
▼支店の『南ぬ・プラザ バークレー店』について教えて下さい
本店の『てだこ』のほうは、立ち上げてから25~26年になりますが、ここだけでは時代の変化に対応していくことが難しくなってきました。
そこでこのままではいけないと思い、既存の不動産会社にはない特色を出そうということで、『南ぬ・プラザ バークレー店』を設置致しました。
特徴は、1000台分の駐車スペースを完備した浦添市当山のバークレーズコート内に、不動産仲介専門店として
13:00~21:30まで年中無休で営業しております。
ここでは自社の物件案内だけでなく、他社さんのご協力を得ながら県内の不動産情報を多数集め、コンピューターや紙媒体によって広く皆様にご提供をできるようにしています。
スタートして2年目になり、最近では皆様にも認知されるようになりました。コンピューターも特殊なものを使っていますから、インターネットの検索では出てこないような不動産情報もたくさん集めており、お客様には店舗を自由に出入りしていただいて、お好みのアパートやマンションなどがすぐに見つけ出せる仕組みを採っています。
『不動産のコンビニ店』として買い物をしながら、食事をしながら、一杯飲みながら、病院に行きながら、気軽に不動産が探せるお店です。皆さんもどうぞご利用下さい。
▼仕事をしていて大変なことはありますか
仕事というのは、どのようなものであってもすべて大変なのが当たり前だと思います。でも最初からそのようなものだと認識しているから、本当の意味で大変だなと思うことはないです。
つまり、自分は『生きるか死ぬか』という世界に身を置いているわけではないので、そのような意味で大変だとは思っていません。
歴史を紐解いてみると、かつての沖縄では『ソテツ地獄(飢えをしのぐためにソテツを食べて毒にやられ苦しむこと)』や『糸満売り(人身売買の一種)』が行われていた時代もありました。
それに私は戦後の生まれなので、戦争に行った経験もありません。生きていくのに必死だった頃の状況に比べれば、恵まれた時代にいるわけです。
戦後、日本経済は少しずつ成長を続け、モノが豊かになっていきました。
そのような中で、アイスクリームを初めて食べた時のあの感動!クーラーを初めて見た時の不思議な感覚!この時と似たような気持ちは、現在でも経験することがあります。
ですから現在のような時代に生きていて、普段の生活はもちろんのこと仕事においても良い時代に生まれたなあと思うことはあっても、大変だと思うようなことはありません。
▼好きな言葉を教えて下さい
好きな言葉というのはたくさんありますよ。私は本が大好きですから、特に文学作品をよく読みます。
そうするとそこには、素敵な表現や美しい言葉を見つけることができますから、私はそこに惹かれますね。
例えば与謝野晶子の歌で、『わが胸の 熱き血潮に 触れもみで 淋しからずや 道を説く君』などは心を掴まれてしまいました。
作家や歌人というのは、本当ににくい商売だと思いますね。短い言葉や表現の中に、様々な想いや深い想いを込めることで、たくさんの読者の心を魅了させることができるわけですから。
▼これからの抱負をお聞かせ下さい
『てだこ10訓』にも挙げたように、お客様に喜ばれる仕事をこれからもしていきます。そして、最初から難しい目標を大きく掲げるのではなく、喜ばれる仕事を一生懸命行い、それを積み重ねていくことで、次のことは自然に見えてきます。
常に世の中のためになるようなことを考えながら、お客様に喜ばれる仕事をし続けていけば、利益というものは後からついてきます。
『てだこ』の看板を揚げている限り、この考えやスタイルに変わりはありません。そして、地域でナンバー1の会社になります。
お話を伺っていく中、新里義一代表取締役に対して持った印象を述べてみると、決して揺るがない信念を持ち、それを生き方の中にも仕事の中にも一本の筋としてビシッと通している方だということ。
そしてもう一方では、変化の激しい現代社会の動きを読んで、それに対応していきながらもさらに一歩先を進む柔軟な発想を持ち合わせていて、常日頃から地域社会のためにそれを役立てている姿に感銘致しました。
このようにとても頼りになる新里代表と、『てだこ』の社員の方々がいらっしゃれば、周辺地域はきっと明るく活気に満ちた場所であり続けることでしょう。これからも街のために、その力を振るっていただきたいと思いました。




有限会社てだこ、南ぬ・プラザ バークレー店














