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週刊元気企業株式会社 フィットネスプロモーション 「企業の論理」ではなく「お客様の論理」で考える
今回は、株式会社フィットネスプロモーションの古田和男 代表取締役社長にお話を伺いました。 業務内容・商品・サービスについてお聞かせください。 メイン事業はスポーツクラブ「ジスタス」の運営になります。去った4月からは指定管理者として那覇市にある奥武山公園の運営にも関わっています。
その運営に関しては特に利益云々というわけではなく、県民の皆様の健康や憩いの場として利用していただく事についてなどが大きなテーマとなっています。
しかし、近年は高齢化の影響もあり中高年の方々の利用が増加傾向にあります。
特に沖縄については、これまでとは一転、平均寿命が低下してきているという事もあり、1人1人の健康に対する意識が高まってきているように感じますね。
我々としては中高年の皆様が「やさしくスポーツ」できる内容を取り入れながら、リラクゼーション、いわゆる「癒し」を提供できる場にしていきたいと考えています。
ジスタスの歴史は私が経営に携わってから5年、それ以前も含めると20年が経過しています。以前は年会費・入会金の設定が高額でごく一部の方が利用しているといった内容でしたが、私は会員システムなどを変更し、より多くの方に参加していただけるスポーツクラブを目指しました。
内容としては、施設の一部を大幅にリニューアルし、リラクゼーションとして様々な温浴施設を備えた「クアハウス」の設置、利用人数の増加に対応する為のロッカールームの充実やトレーニングジムの拡大などを行いました。
これが功を奏して、当時の会員数約1000名から現在は3500名ほどになっています。 この仕事をしていて、嬉しかった事や苦労した事などがあればお聞かせください。 私自身、水泳レッスンなどを通して直接会員の方と個人個人で接する機会もありますが、レッスン後の帰り際に感謝の気持ちが「ありがとう」の言葉で伝わってくると、我々の施設を喜んで使っていただけているんだという実感と喜びを感じますね。
経営の考え方全般が、いわゆる「企業の論理」ではなく「お客様の論理」に照準をおいて、何をしたら喜ぶかを常に考えています。「これをすればもうかるぞ」というような事が発想の原点ではないんですよ。
まず、多くのお客様に喜んで楽しんでいただける、と同時に健康を得ていただける施設を作る。これをきっちりお客様に感じ取っていただければ、広がりが出てくると思うんですね。実際にそれがこの5年間の会員増員・定着につながってきています。
ある会員の方がいるのですが、この方が非常に病弱でこちらに来る前は病院に通っていたんです。
しかし、専用のトレーナーのプラン等を用いて運動施設を利用するようになってから、現在ではまさに医者いらずですね。
先日もダイビングのツアーがあったのですが、まずはプールのレッスンを受け泳げるようになり、それからダイビングの講習を受け、今では海にまで出かけられるようになりました。
「こんなに自分が変わるとは思っていなかった」と本人もいってくれましたよ。
やはり健康なくして楽しいことは出来ません。健康は全ての出発点ですね。 尊敬する人物や好きな言葉はありますか? 特に好きな言葉というのは意識した事がありません。その時々の心情に合った言葉というのはありますが、ある言葉に影響を受けて行動するということはありません。
この時の支配人が先々この業界の大手の社長にもなられた「林」という方なんです。
今の私のベース的な部分は確実にその人から大きく影響を受けていますね。
会社の魅力・特徴などがあればお願いします。 私は以前社長として千葉のフィットネスクラブの経営に7年ほど携わっていました。そこでは私の考えに沿って会員システム・施設内容立ち上げから関わりましたが、併設したスイミングスクールも合わせると、4800名弱の会員数を獲得することが出来ました。
その時に構築した会員制フィットネスクラブの在り方が、今のジスタス那覇に活きていますね。
当初は私自身沖縄に住んだこともなければ、事情に詳しいわけでもなかったので、沖縄と他地域の経済的な状況の違いから料金システム・提供サービスについて沖縄県民に理解し、参加してもらえるかが気になる点でした。
ところが実際にフタを開けてみるととても多くの方に参加していただけ、「これでやれるぞ」という実感・自信は得られましたね。
それから2年ほどして、浦添健康増進センターが民間移行するという記事が載ったのを見て、ぜひ我々が参加して多くの方々に施設を利用していただき健康になってもらおうと考えました。
参加応募は20件ほどありましたが、我々の提案を認めていただき参入することになりました。実はこの時の提案がまさに今、活きているんですよ。
また、利用者の多様なニーズに応え、浦添・那覇いずれかの会員なら両施設の利用が可能なシステムにしました。他のスポーツクラブは場所ごとに費用が発生するのが普通です。
実はこのシステム、日本中のフィットネス・スポーツクラブを見てみても、我々しか行っていないものなんですよ。
また、健康増進センター時代には6年間ほど眠っていた温泉の活用も行っています。身近に利用できる天然温泉というのは、沖縄の方々にとってとても魅力的なものだと思います。
実際、ジスタス那覇の会員の方が浦添を利用する数が1日200名ほど、またジスタス浦添の会員の方が那覇を利用される数が1日50名ほどと、会員の皆様も浦添の広いプール・天然温泉と那覇の広く充実したジムをうまく使い分けて利用されていますね。
今後の抱負・決意 沖縄市には総合的なフィットネスクラブがまだありません。今回、その沖縄市に建設も含めて1から新店舗を作るので、より私たちの理想に近いものを作り、皆様に喜んでいただける流れができると考えています。
我々の事業だけでその数字を引き上げるのは難しい話ですが、地域の方々が我々の施設を利用し、その結果健康になったり、将来の夢を馳せる事が出来たとすれば、我々としてもとてもやりがいがあります。
最後に一言あればよろしくお願いいたします。 私が誇れるものはジスタスのスタッフの存在です。
事業を行うにあたって、これだけの規模の内容をうまく修めるのはトップ1人で出来るものではありません。
特に人に関しては、「時間にルーズ」という話を聞いていましたが、実際一緒に仕事をしてみるとそんなことはまったく無く、仕事にも情熱を持って取り組みますし、真面目な方が多いと感じました。ですから、スタッフ1人1人には信頼をおいています。
[[ 取材後記 ]]
インタビューにあたって、施設内の撮影も行ったのですが、まず感じたのは古田代表の「スタッフを誇りに思っている」という言葉がそのまま伝わってくるような、スタッフの皆さんの丁寧でしっかりとした対応でした。
古田代表の話を伺っていて、経営者としてだけでなく、実際にレッスン講師としても現場に立つ事もあるというだけあって、常にお客様の立場に立って物事を考えるという姿勢が強く感じられたのですが、スタッフにもそれが確実に伝わっていて、全体にいい流れを作り出しているという印象を受けました。
2007年には沖縄市にもジスタスOPENを予定していて、浦添に続きどういった施設・内容になるのか要注目です。
※インタビュー企業の詳細は企業紹介ページにて確認できます。 |
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