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週刊元気企業 【株式会社 トリム】

株式会社 トリム - 『チャレンジ精神』と『夢』を持ち続けよう!

今回は株式会社トリムの新城博代表取締役にお話を伺いました。
次世代へ向けての熱いメッセージを、皆さんにお伝えします。

現在の会社が生まれた経緯と、扱っている事業内容をお教え下さい

新城博代表取締役

私は沖縄の本土復帰前に、ある医薬品メーカーに4年ほど勤めていました。その後、復帰に伴って本土へ行くか、それとも沖縄に残って他の所に勤めるかという選択肢を持っていたところへ、当時勤めていた会社の役員の方から、「君はまだ若いけど、独立した方が良い!」というアドバイスをいただきました。
それで23歳の時に、『創業』という新たな道を選んだのです。


その会社(現株式会社トリム)は、今年で35周年になります。


スタート時は医薬品に携わっていましたから、『健康』をキーワードに健康器具や自然食の販売をしていました。しかし一つの業種だけで、沖縄県内を相手に年商が5億前後になってくると、そこから先は景気・不景気の波に大きく左右されてしまう。これは、沖縄というマーケットが小さいがためにそうなってしまうのです。


だからそれに左右されないような会社作りをするには、いったいどうすれば良いのか、ということを考えるようになりました。結果、異業種を会社の中に入れて、長きに渡って会社が存続できるような仕組みを作っていくことにしたのです。


それに社名の『トリム』とは、ノルウェーの造船用語で風力や風向き、波の様子を読みながら船体のバランスをとることで、早くかつ安全に操舵する『ヨット技術』のことなのです。これは会社経営とよく似ているんですね。世の中という波の変化を読みながら、自社の経営状況や業界をとりまく環境を把握し、会社を長きに渡って存続させていこうという願いを込めてあります。


ですから『トリム』という社名に則って、循環型社会の構築をテーマに、『教育』『飲食』『リサイクル』の新事業にも進出し、世の中に対して会社の存在価値を追求していきたいということで、社員一同、日々精進しています。


社長室背景

特に、13年前からリサイクル事業部門では、ガラス瓶を再利用した事業(『スーパーソル』=人工の『かるいし』の製造)に特化して、仕事をさせていただいております。我々がガラス瓶に目を付けた理由をお話しすると、沖縄は観光立県であるがゆえに、他の都道府県と比べてガラス瓶の廃棄される量が多いのです。ですからそれを資材に変えることができれば、そこからビジネスチャンスが開けるのではないか、という考えが浮かんだからなのです。

会社の魅力や特徴をお聞かせ下さい

会社全体の雰囲気として、常に『チャレンジ精神』と『夢』を持ち続けているということが挙げられると思います。


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それと当社は株式会社ではあるけれど、いわゆるオーナー経営ではないということが言えます。


私が社長をしておりますが、持ち株は20パーセント弱です。これは大きな特徴だと思いますね。例えるなら、機関車のように先頭車が全体を引っ張っていくような経営ではなくて、新幹線のような経営。つまり新幹線には、各車両にモーターがついているから、それぞれが独立して車輪が駆動する。そしてその各車両を連結させ、みんなで一緒の目的地を定めて前へ進む。


当社はまさにそのような特徴を持っている会社なのです。そして全社員で価値観を共有できる会社を目指しています。

この仕事をしていて良かったことをお聞かせ下さい

『リサイクル事業部門』に関して言うと、この事業を興した当時、『我々は社会にとって必要な存在だ』という自信と誇りは持っていたものの、客観的に一般社会の側から見てみたら、この世の中に『あってもなくてもよい会社』だったのではないかと思うのです。正直言って当時は、この世の中になかったなら皆が困る、という会社ではなかった。

PSEマーク取得済み


しかし現在では、「この会社があってよかった。」と周りからおっしゃっていただけるまでになりました。そして沖縄はもとより本土も含めて、今までになかったモノや新しいモノを築き上げて、それを一つのビジネスとして創り上げるところまで成功しました。
これは全社員の一致団結した協力のもとにできたことなのです。


ここまで来るのに、口では言い表せないような様々な苦労はあったけれど、そういう部分をすべて乗り越えて今の形に至ったということが、この仕事をしていて良かったことになりますね。

好きな言葉はありますか?

トリム教材センター入り口

私は、『夢』と言う言葉が大好きです。
そして人間は、常に自分の夢を持っているかいないかによって、日々の行動が違ってくるし、また生き方においても大きく変わってきます。
だから夢を持つことはとても大切。


だから先ほどの、『会社の魅力・特徴』に関する質問でも申し上げたように、会社内においても社員一人一人が『夢』を持って、明るく伸び伸びと仕事のできる雰囲気をとても大切にしています。

これからの抱負と、これを見ている若い人達へメッセージをお願いします

世の中には、『企業30年説』という言葉があります。
これは人に寿命があるのと同じように、企業にも『創業期』『成長期』『成熟期』『衰退期』というライフサイクルが、30年という時間の中で起きる、という意味です。


そんな中、『株式会社トリム』が末永く存続し、いつまでも元気な優良企業であり続けることが、今後の抱負となります。ですからそのための方策として、次の世代へのバトンタッチの作業を現在進めております。

株式会社トリム外観


ということで、次世代を担う若い方々へ私から申し上げたいことは、自分が行動を起こす時、常に自分自身をプロデュースできるような人になっていってほしいということですね。
人生というドラマの中において、主役はもちろん『自分自身』です。しかし、それを反対側から客観的に見ることのできる『目』を育て、常に行き当たりばったりではない物語の主役を演じて下さい。


それが、やがてすばらしい将来へ繋がっていくことになるのですから。
そしていつも、『チャレンジ精神』と『夢』を持ち続けて下さい。

【取材後記】


新城代表取締役のお話を伺っての印象は、穏やかな語り口の中にも、確固たる意志の強さを持っている方だということ。特に、『チャレンジ精神』や『夢』という言葉が出てくる内容については、圧倒的な迫力を感じずにはいられませんでした。それはやはり、今まで生きてこられた中での『経験』や『教訓』に、裏打ちされたものだからなのでしょう。


さらに、『若い人達へのメッセージ』でいただいたコメントには、心を鷲掴みにされてしまいました。
ドラマの制作に例えた象徴的な、それでいてとても分かりやすいお話をありがとうございました。


『企業30年説』という荒波を乗り越え、社会のため、そして社員の方々のためにも、益々磨きのかかったトリム(この場合、 "ヨット技術"の意味で使用させていただきます)で大海原を渡っていってほしいと思いました。


なお、新城代表取締役は、『沖縄県中小企業家同友会』の代表理事を務められており、沖縄の経済と中小企業の発展にも尽力されています。よろしければこちらのHPもご覧下さい。

沖縄県中小企業家同友会→

※インタビュー企業の詳細は企業紹介ページにて確認できます。

株式会社トリム教材センター→
株式会社トリムフーズ→


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