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週刊元気企業 【夢菓子工房・金の帽子 トック・ドール】夢菓子工房・金の帽子 トック・ドール - 『夢』『感動』『幸せ』をケーキに込めてお届けします
今回は『トック・ドール』の加藤忠雄代表取締役にお話を伺いました。 お店のご紹介をお願いします
『トック・ドール』では厳選した素材を用い、ケーキなどの焼き菓子を製造・販売しています。特にバースデイケーキやウェディングケーキのオーダーメードをたくさんいただいております。 ご注文に来られたお客様と綿密な打ち合わせを重ねることで、どのようなケーキのリクエストにもお応えしてきた実績と自信を持っています。お客様の一生の思い出に残るようなオンリーワンのケーキを、私たちは丹精込めて作らせていただいております。 豊見城の本店ではカフェスペースもあります。 オーダーメイドのケーキについてお聞かせ下さい
「オンリーワンのケーキを作って下さい!」というお客様からのご注文で、今までに何千という数の様々なバースデイケーキやウェディングケーキを作って参りました。 バースデイケーキは特にお子様用のご注文が多いですね。絵や写真を持ってきていただけたなら、それをケーキに描いて差し上げることが出来ます。 ご注文内容としては、様々なアニメキャラクターの絵をご希望される方が多いです。 しかし、一つだけおことわりしていることがあります。それは、赤ちゃんの写真をケーキに描くことです。理由は、赤ちゃんをケーキに描いた後でそれを食べるとなると、切り刻んでから皆で食べることになってしまうので、それは縁起が良くありません。他のものなら、切って食べても抵抗はないと思いますが、この部分だけはお客様にご理解をお願いしています。ケーキのサイズは、小さめのものから大きいものまでご予算に応じて承っております。 ウェディングケーキの方は、そのご注文の内容もお客様によってかなりバラエティに富んでいますね。ですから、作る側の我々としてもとても楽しいですしワクワクしながら作っています。例えば、テニスが縁で結ばれたカップルからのご注文の時には、ケーキの上にアメで作った大きな『ラケット』を乗せて完成させました。遠距離恋愛で愛を育んでこられた末に結ばれたカップルの時には、その連絡手段として重要な役割を果たした『携帯電話』をアメで作り、ケーキの上に飾りました。他にも、高校時代に甲子園出場の経験がある方からのご注文で、「大きな球場を作って、ケーキの上にそれを乗せて下さい。」といったご要望を実現させたこともあります。この時はバットやスコアボードなど、細部に至るところまでお菓子で作りましたし、ピッチャーマウンドの盛り上がっている部分などは、『トンボ』で砂をならしたようなあとまで再現しました。さらには、大きな『F−1レーシングカー』をお菓子で作って、ケーキの上に乗せたこともありますよ。
こういったご注文をいただいた時には、制作に入る前のお客様とのコミュニケーションがとても重要になっていきます。お客様の頭の中で思い描かれているケーキのイメージを完全な形にしていくためにも、細かい所までお話を伺いながら、そのご要望やイメージをデッサンした上でご提示させていただいております。さらには、何千という私の今までの経験から蓄えられた技術やアイデアの引き出しを開けて、より良い方法や内容などをアドバイスさせていただくこともあります。 完成したウェディングケーキをご注文いただいた方にご覧になっていただくのは、結婚式の当日になります。私達はプロですから、お客様の思い描かれているイメージ以上のケーキをお目にかけることで、そこにいらっしゃる方全員の『驚き』『喜び』『感動』を生み出し、それを結婚式の演出として添えさせていただいております。中には披露宴の最中に、舞台上で我々スタッフが行う、ケーキの最終的な仕上げ風景を一般の皆様にお見せすることで、式の盛り上がりにご協力させていただくこともあります。 結婚式のケーキセレモニーの後、『幸せのおすそ分け』ということでウェディングケーキを切り分けて(実は制作段階で、すでに切られた状態にしてあります。これは当店のウェディングケーキの特徴です。)、出席されている方全員に召し上がっていただきます。しかし、ただ単に皆様に分けていくのではありません。各お皿に私が作った2種類の特製ソースをかけて、お花やハーブをつけた形できれいに盛り付けてお出しするのです。 当店のウェディングケーキは、すべての部分を皆様に食べていただくことができることと、この盛り付けの美しさと工夫がよそとは違うところになります。 仕事をしていて良かったことや大変なことを教えて下さい
良かったことと言えば、やはりそれはお客様が幸せそうな顔をしながら、ケーキを美味しそうに召し上がっている姿を見ることができた時ですね。それがある時には、お店のカフェスペースで・・・。さらにある時は、結婚式の披露宴会場で・・・。 他にもレジでお支払いいただく際、「美味しかったよ!」「おかげさまで実にすばらしい披露宴になりました。」などの言葉をいただいた時、この仕事をしていて本当に良かったと思います。 今までで一番大変だなと思ったことは、海洋博での水族館のオープニングに向けて、ジンベイザメの絵を描いた畳一畳分くらいある大きなケーキの注文をいただいことがありました。ケーキの制作は、ここ豊見城で行わなければならないので、完成したらそれをそのまま、本部町の美ら海水族館会場まで輸送しなければならないのです。そうなると、道がどんなに舗装されていても長時間に渡って車で揺られるわけですから、その間は気が気でありませんでした。 完成直後の状態を保ったまま、それをお客様のもとへ運ばなければならない。真心を込めて作ったケーキをキズ一つ付けることなく、そのままの形でお客様へお届けしたい・・・。だからあの輸送に費やした時間は、本当に生きた心地がしなかったです。 好きな言葉を教えて下さい
それは『夢』『感動』『幸せ』の三つです。 私自身がこれまで『夢』を持ち続けながら生きてきたし、その中で様々な『感動』を味わうことができた。そういう自分を振り返ってみると、本当に『幸せ』な人生なんだなと心から思えるのです。だから、そのような私の想いをケーキに込めながら作っていくことで、今度はトック・ドールにいらした皆様に『幸せ』を感じていただくことができるのなら、これ以上嬉しいことはありませんね。 これからの夢をお聞かせ下さい 将来は、ロケーションが良く、我々のすべての想いを込めたサービスができるような、自社ビルのお店を建てるのが夢です。そしてそのお店は街中にあるのではなく、静かで心が安らぐ場所に建てたい。遠くからでもわざわざ足を運んでいただけるようなお店。そしてお客様がお店に入って来られた瞬間から、ホッとできるようなそんな雰囲気を持ち、真心を込めて作ったお菓子を、あたたかいサービスで包んでご提供していけるお店。さらに、「また食べに行きたいね、お母さん!」という子供さんたちの話し声が、いつも聞こえてくるようなお店なら私は本当に幸せですね。
それともう一つは、私が長年学んで蓄えてきた『知識』や身体に叩き込んできた『技術』などを、次の世代にも伝えていきたいです。 もちろん知識や技術に留まることなく、根本の部分であるお菓子作りの『面白さ』やお客様に対する『真心』もです。もう少し歳を重ねたらそのための教室を開いて、私の集大成としてぜひ行っていきたいですね。
【取材後記】 取材で伺った時には、実際にこの倍以上のお話しをいただいて参りました。例えば、ケーキ作りの道へ本格的に進まれる以前の、都ホテル3代目総料理長就任時代のお話や、都ホテルを退職し夢の実現へ向けて『トックドール』をオープンさせた頃のお話など・・・。聞けば聞くほどそのドラマチックな人生に引き込まれてしまい、気が付いてみたら何時間も時が過ぎていました。スペースの都合で全部を紹介に出来ないことが非常に残念でなりません。
それに我々スタッフは、インタビューを行いながら実はケーキまでいただいてしまったのです。 『役得』とはまさにこのことだと感じる一方、トック・ドールファンの方々には非常に申し訳なく思っています。 我々がいただいたケーキは、『セント・シャペル・ショコラ』と『スィート・ハート』。 どちらもショコラ系ケーキを中心に、その周りには色とりどりのフルーツたちが飾り立てられ、見ているだけで楽しくなってしまいました。でもそれだけではなく、生クリームと特製ソースが存在感をしっかり主張し、全体ですばらしいハーモニーを奏でている『芸術作品』です。食べてしまうのがもったいないなと思いつつも、口にしてしまいました。
食べ方もいろいろなバリエーションが楽しめて本当に嬉しい! でも、まずはケーキ単体で味わうべきです。どちらもやさしい甘さが心に安らぎを与えてくれます。 その次は『ケーキと各種フルーツの組み合わせ』『ケーキと生クリームの組み合わせ』『ケーキと特製ソースの組み合わせ』などなど・・・、お好みでたくさんの食べ方が何通りも体験できます。 これほどまでにいろいろな味に出会えて、それでどちらも400円(飲物付のケーキセットは700円)というのは申し訳ないくらいお得です!皆さんも午後のひとときを、大好きな人とすばらしい景色を眺めながら、楽しんでみてはいかがでしょうか?
※インタビュー企業の詳細は企業紹介ページにて確認できます。 |
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