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週刊元気企業 【カギセンターST商事】

カギセンターST商事 - 守ります!沖縄の『安全』とお客様の『笑顔』

カギセンターST商事 インタビュー

今回はカギセンターST商事の當山清善代表にお話を伺いました。
鍵作りの世界を通して、熱い想いを語っていただきました。

仕事内容と現在に至るまでの経緯を教えて下さい

カギセンターST商事 業務内容は『鍵』全般を取り扱っておりまして、例えば、家・マンション・アパート・車・バイク・自転車・金庫・ロッカー・机などの開錠や鍵穴破損の修理。

 

合鍵や特殊キーの作製・販売などを行っております。

 

鍵に関する一切のトラブル、つまり「鍵をなくした」「鍵が入らない」「鍵が抜けない」「鍵が回らない」「鍵が開かない」「鍵の調子が悪い」などのご依頼があれば、出張で対応もしております。

 

私が鍵の仕事を始めたのは1969年です。最初は鍵メーカーへ勤めていましたが、紆余曲折を経て7年後に独立しました。今年で開業32年目になります。

 

本土と沖縄では、一般の方の『鍵』に対する認識に大きな違いがありますので、同じように鍵開けや修理の出張に出かけても、その料金はまったく異なります。

 

具体的には、一回の鍵修理の出張で、本土だと10000〜12000円にはなるのですが、沖縄ではその1/3くらいにしかなりません。

 

他にも鍵の乱売などがありましたから、独立しても最初の頃は、鍵の仕事だけで軌道に乗せていくことは容易ではありませんでした。

 

そして50歳になってから、ようやく軌道に乗るようになりました。他のお店でどんどん値段を下げていく中、私は技術的に絶対の自信を持っていますから、値段を崩すことに対してプライドが許しませんでした。

 

周りが安くしていく中で、「貴方の所は、どうしてそんなに高いの?」と言われたりもしましたが、私は決して値段を崩しませんでした。

 

もしも自分の店まで値段を下げてしまったら、『鍵の持っている価値』そのものまでも下がってしまうような気がしてならなかったからです。

店舗の特徴について聞かせて下さい

當山清善代表『鍵』は、お客様一人一人の生命や財産を守る重要な役割を持っております。

 

ですから私は、平素からそのことを頭に置いて、さらにお客様のプライバシーに留意しながら慎重の上にも慎重を期して、仕事に取り組んでおります。

 

それとお客様が店にいらした時、鍵屋としての専門性と信頼感を得られるように、常時3000種類以上のキーブランクの用意と7台のキーマシンを設置しています。

 

そして、ありとあらゆる合鍵の作製に対応しております。ショッピングセンターなどでは、合鍵の完成までに10分以上待つことも多いようですが、当店では1〜2分で出来上がります。

 

スピーディーに仕上げてしまいますから、お客様によっては椅子に座る前に出来てしまうこともあります。

 

すぐに作ってしまうので、お客様の方からは「本当に大丈夫ですか?」と訊かれることもあります。しかし技術に自信がありますから、正確に合鍵を作製することができ、お客様にはとても喜ばれております。

 

そこでお客様にお願いしていることは、合鍵作製のご依頼をされた後、当店ではすぐに商品を引き渡すことができるため、「鍵をお預けになったままのお買い物など、他の用事でお出かけにならないで下さい。」ということです。

 

なぜなら、お客様の大切な鍵をお預かりして、それが返せないまま急な出張依頼が入ってしまうと、そのお客様にはご迷惑をかけてしまいかねないからです。この部分はご理解を賜りたいと思います。

 

以上、当店の特徴についてまとめてみると『スピーディー』な仕事と、正確に仕上げていく『技術』ですね。お客様を待たせるようなことは決して致しません。

この仕事をしていて良かったこと・苦労していることを教えて下さい

良かったことは、やはりお客様の喜ぶ顔を見ることができた時ですね。この仕事は緊急な場合がとても多く、例えば沖縄へ観光に来たお客様から、「帰りの飛行機まであまり時間がないけど、鍵をなくしてしまったから急いで作ってほしい。」という依頼がありました。

 

急いで目的地へ出かけていって、スピーディーに鍵を作ってあげて飛行機の時間にも何とか間に合うことが分かった時、お客様が大いに喜んでくれて大きな拍手までいただきました。

 

他にも、「炎天下の中、車内に子供が閉じ込められてしまったので、早く助けてほしい。」「夜中、家の鍵が壊れて開かなくなったから入れない。」など急を要する状況で解決した後のお客様からの感謝の言葉や、地域の警察署から感謝状をいただいた時なども、この仕事をやっていて良かったと思いましたね。

 

苦労していることと言えば、数年前までの鍵の仕事は、簡単な工具一式があればあとは技術だけで殆ど可能でしたが、最近は防犯上の理由で鍵が強化され複雑な作りになってきました。

 

鍵業界では、威信をかけて次々と専用工具などを生み出していますから、それに伴ってその工具の購入が必要となり、高額で大変です。

 

3000種類以上ある店内|カギセンターST商事特に最近の車は、ハイセキュリティーシステム化していますので、開錠するのも、紛失キーを作るのも難しくなっています。

 

この手のキーの作製は年に数件程度なのに、メーカーごとにしかも何十万もの投資が必要となります。

 

鍵が強化されれば、お客様は防犯上安心して生活できると思いますが、私達はその部分で苦労していますね。

今後の抱負を聞かせてください

本土と比べると、沖縄における『鍵』の価値や認識、そして意識はあまり高くないように思います。

 

例えば、合鍵作製の料金を高いと感じたり、夜間緊急時の出張であっても昼間とそれほど変わらない料金相場だったり、古い家になればなるほど昔の鍵をそのまま使っていたり。

 

沖縄の安全を守る 當山代表ですから『鍵』に関する価値や防犯上の知識・認識・理解など、地域住民の方には一緒にお勉強をしていただいて、意識の向上に努めていくことが必要であり、今後の私達の課題にもなっています。

 

そのためにも、店舗においては将来的に鍵のディスプレイや展示をして、お客様が手にとって確かめたりテストできたりするコーナーを作っていきたいですね。

 

それと今後も、『鍵に携わっている人間』としての誇りを持って、地域と県民生活の安全確保に貢献していきたいです。

[[ 取材後記 ]]

 

我々スタッフは、取材を通して當山代表からたくさんの興味深い経験談を伺うことができました。記事には載せきれませんでしたが、人命にかかわることや防犯に関すること、さらには人間同士の利害に絡む事例までいろいろお話しをして下さいました。『鍵』という商品を通して、『人間』の内面の一部を垣間見ることができたような気がします。

 

それともう一つ感じたことは、『鍵』とは決して鍵という商品だけを売っているのではなく、その中に『緊急』『防犯』『安全』『安心』などを含めて販売しているのだということ。それならば鍵の加工料金や出張料金などは、機械の投資や今まで培ってきた技術まで含めて考えると、申し訳ないくらい安くしていただいていることになります。

 

我々は、これからその辺りを考えて生活していくことが、現代社会を生きていく上での『キー』になるのではないでしょうか。

※インタビュー企業の詳細は企業紹介ページにて確認できます。

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