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週刊元気企業 【Ba・Cafe宙 バ・カフェそら】

Ba・Cafe宙 バ・カフェそら - ワインは人生に幸せを与えてくれます

Ba・Cafe宙 バ・カフェそら インタビュー

今回は「Ba・Cafe宙」の寺田敏治オーナーにお話を伺いました。
オーナーこだわりの店作りとワインの魅力に迫ります。

お店のご紹介をお願いします

Ba・Cafe宙 バ・カフェそら

 

主に世界各国のワインを皆様に楽しんでいただければと考えまして、250種類、1200本をご用意しておりまして、これからも数を増やしていく予定です。

 

お酒は全般に好きですが、やはりワインが一番好きですね。人と話しながら雰囲気が盛り上がります。また、複雑さを楽しめる酒は他では見当たりません。

 

ワインというのはガバガバ飲むという飲み方は普通しないものですし、お酒の中では唯一アルカリ性のお酒ですから、飲み方により非常に健康的なお酒ではないかと思います。

 

名刺にも書かせて頂いていますが「ノムリエ」ということで自分で飲んだり食べたりしたものの中で、当然の事とは思いますが、美味しいと思ったものしかお客様にはお奨めできません。

 

地下にはワインセラーもございます。最初は皆さんにワインを見ていただこうと1階にワインセラーを作ろうと思っていたのですが、やはり1階だと温度が高くなるものですから、地下の貯水槽を壁で仕切って三分の一を雨水の貯水に三分の二はワインセラーにいたしました。

 

雨水を溜めることによって外気からの熱を受け難く冷やされ、ほぼ一定の温度を保つことができます。

 

寺田敏治オーナー|Ba・Cafe宙オープンは2006年6月16日です。それまでは、飲食業とは全く違う仕事をしていました。

 

50歳でサラリーマンを退職して、やってみたい事の一つでした。

 

日本人は日常生活の中で、ワインを飲む習慣というのは少ないと思います。

 

お客様がよく言われることは、ワインはよく知らなくて過去に飲んだけど美味しくなかったとか、そういうことをおっしゃられる方が結構らっしゃいます。

 

それは確かに美味しいとは言えないワインも中にはございますが、ほとんどが、選び方と飲み方なんですね。そういった事を知ると知らないとでは美味しさを味わえないということに関わってきます。

 

これを知るためには自分でいくつも飲んで舌で覚えるしかないのですけれども、でもそうやって覚えていくうちにだんだんブドウの種類や傾向、原産地、作り手などの情報を得て自分で味を確認しながら、約34年が経ちました。

 

昔はそんなに真剣に調べずになんとなく選んで自分の好みのものを飲んでいました。やはり、もっとワインについて多くを知り、お客様にお伝えして愉しんで頂きたいと考えてさらに勉強するようになりました。

店舗の特徴・こだわりをお聞かせ下さい

設備や内装に関しては、コンクリートとガラス張りで造ってあるのですが、非常に沖縄は湿度が高いので環境などを考えましてコンクリート内面は漆喰珪藻土(しっくいけいそうど)を施しています。

 

知名オーディオのスピーカーが置かれた店内これは湿度を調整したり空気を浄化したりする効果がありますので全面に塗っています。ですからカビが一切生えないですね。

 

店内に飾ってある絵画はほとんど亡くなられた有名な方のものです。また骨董品なども置いていますので、お客様に観て愉しんで頂ければと思います。

 

音響は「知名オーディオ」のスピーカーとアンプを設置しています。クリアなサウンドを聴きながらワインでも飲んで頂きたいと思います。

 

お客様が普段、聴かれいるCDを持って来られることもあり、ここで聴かれ音の違いを感じて頂いています。

 

ぜひ、日頃聴かれているステレオの音と比較して頂きたいですね!当店でも「知名オーディオ」のご注文を承っておりますので、宜しくお願いします。

 

現在は2種類のスピーカーとアンプを設置していますが、近い将来、種類を増やしてお客様に音の違いを聴いて頂きたいと考えています。

 

曲線で造られたカウンター建物は円形になっていまして、カウンターも曲線を基調に中心の柱のアール角に沿ったデザインにしました。

 

こうすることで、直線カウンターとは違い、横のお客様同士の顔が見えて会話がし易いと考えました。

 

ワインにつきましては、「自然派ワイン」を多く取り入れるようにしています。これは、無農薬のブドウ作り、ワインを瓶詰めする時も酸化防止剤を添加しないものです。

 

瓶詰めする時に多くのワインは酸化防止剤を使用していますが、体には決して良くないと思います。そして、美味くないように思います。

 

飲み方にもよると思いますが、頭が痛いと言われる方の多くはこの酸化防止剤が多く含まれている事が考えられます。

 

ワインは瓶詰めした後の保管中、瓶内熟成酸化工程が必要になります。熟成するにはとても重要な事です。

 

しかし、酸化防止剤により自然に熟成して美味しくなるワインも化学薬品による味の損失、本来の旨味を失ってしまうと私は考えます。

 

全てのワインに酸化防止剤が入っていないワインを揃えるのは難しいのですが、自分でテイスティングをして喉越しが良く、美味しく飲めるものを揃えています。

 

「自然派ワイン」を飲むきっかけになったのは、直接お逢いしたことはないのですが、フランスに渡りワイン造りをされている新井順子さんという方がおられまして、その方の作ったワインを飲んで驚いたことでした。

 

その方が使っておられるブドウ品種はガメイ種(フランス・ボジョレー地方のワインに多く使われている品種。早熟・多産種のため、最近はフランス全土に栽培地域が広がっている。味わいはフルーティーで口当たりは軽い物が多い。)という、よく知られているボジョレヌーボー(フランスでは国の法律で解禁日が毎年11月の第三木曜日に定められています。)と同じブドウ品種です。

 

新井さんの「KUNIKO」と「OTOSAN」というワインを飲んだ時、これが本当にガメイ種で作られたのか?!と、これまで知っているガメイ種で作られたワインとは味わいが違うことに驚かされました。これまでのワインとポテンシャルの違いを味わい深さから感じました。

 

色々な種類のワイン昨年入れたヌーボーも自然派ワインを10種類ほど入れました。その内ガメイ種を使っているのが8種類ありまして、やはり全然味が違うんですね。

 

味と香りも愉しめ喉ごしが良く美味しいというのが第一印象でした。

 

それとこだわっているのは約40〜50年ほどの古い木から作られたワインですね。

 

その木からはわずかしかブドウが実らないのですが、そのわずかしかできないブドウからまた選別して作ったワインはすごく深みのあるものになると感じます。

 

古木から生る実の更に出来の良いブドウを選別してできたワインは少量ですが、丸みを帯びてコクがあり、味わい深い物を多く感じます。当店にも何種類か保管していますので、ぜひ、ご笑味して頂きたいと思います。

モルドヴァのワインについてお聞かせ下さい

モルドヴァ共和国は紀元前よりワイン作りをしている古い歴史のある国として、世界最古の地域ではないでしょうか。

 

国内でも、このワインを置いている店は少なく、当店では現在20種類(ほぼ全種類)をリストオンしています。とても品質の良いワインだと感じています。

 

カウンターに立つノムリエ寺田オーナー日本に入ってきたのは3年前でした。1991年の旧ソビエトから独立した国です。社会主義国にあったこともあり、世界への流通がなくてヨーロッパの一部の国にしか知られていませんでした。

 

外に出たとしてもフランスやイギリスの皇室向けに出しているだけで、一般には入ってくるとういことはありませんでした。

 

店を始めて、偶然に出会った商社と契約ができましてモルドヴァ共和国のワインを知る事ができました。この国にクリコヴァというメーカーがあるのですが、そこはすごくロマンを感じます。

 

何故かと申しますと、50〜80メートルの地下に総延長60キロメートルのワインセラーを持っているんですね。その中にストックしてあるワインが100万本以上あると言われています。

 

そこへ行った旧ソビエトの宇宙飛行士ガガーリンが「宇宙はここを探るより簡単だ」というようなニュアンスの言葉を言ったそうです。いわゆる宇宙へ行くよりも難しいということらしいですね。

この仕事をして良かった事、大変だった事をお聞かせ下さい

実は最初は料理を出す予定はありませんでしたが、私自身がワインを飲む時は殆ど食事をしながらワインを愉しみますから、お客様へのサービスを考えるとやはり料理を出そうと考えました。

 

「毎日がシナリオのないドラマ」と話す寺田オーナーしかし、料理は以前から興味はあったのですが、経験があまりありませんでした。

 

そういう調理の要領や材料の仕入れ等では手探りで勉強しながらやっていくのはちょっと大変でしたね。

 

これまでフランス料理やイタリア料理などの洋食の専門店をいろいろと食べ歩きをしていたので、その頃の味を思い出しながら、あの味は何を使っていたんだろう?などと想像しながら創作料理を作っています。

 

味の記憶というものは意外と覚えているんですね。

日本各地の専門店、特に神戸、東京での記憶は沢山あります。私の記憶の引出しから、新しい味を創作していきたいと考えます。

 

この仕事をやっていて良かったと思えるのはやはりお客様との出会いですね。毎日がシナリオの無いドラマのようなもので、何かの縁ですね!来て頂いたお客様との出会いを大切にしたいと思います。

 

観光客のお客様のリピーターの方は、年に一度くらいしか沖縄へ来られないのでそれほど多くはないのですが、地元のお客様は殆ど口コミでリピーターの方も増えてきました。本当に有難いことと毎日が感謝感謝です!

 

ご来店いただいておりますお客様同士が友達になり、人の輪が広がるというのもまた楽しいですね。

 

こういう非日常的な空間を利用していただければ息抜きにもなるでしょうし、その空間がコミュニケーションの場にもなり、活力にもなるのではないかと思います。

 

店内にはたくさんの絵画等が飾られてある話すことも好きですし、またいろんな話を聞かせていただいて勉強させてもらうことも多いです。

 

ただワインを出して料理を提供し料金を頂く、それだけだと面白くないと思いますね。

 

お客様との出会いは偶然であるかもしれませんが、コミュニケーションにより素晴らしい出会いとなることがあります。

 

私は未病、腸の健康、血液の清浄化と効果etc。その様な体験に基づいたお話をさせて頂いてます。

 

健康を考えながらワインを愉しんでいただければと思います。料理も出来るだけ県内の自然食品を取り入れ、味付けも化学調味料を使わないようにしています。

仕事をする上でのモットーをお聞かせ下さい

「商いは飽きない」と言われますが、自分自身に飽きないことです。愉しむことをモットーに自分自身に飽きないことです。そして、いつも感謝の気持ちを忘れず、人を裏切らないことです。

 

この仕事を始めて一番嬉しいと申しますか、喜びを感じる事は、お客様の「美味しかった」と言われる一言ですね!この一言でやる気満々になり、パワーを頂いた気持ちになります。そして飽きることなく創作料理を考える事ができます。

お客様へのメッセージをお願いします

ワインの種類は本当に沢山あります。そして、嗜好品ですからお客様の好みも様々です。
「ワインに興味を感じても飲み方が難しくて分からない」と言われる方も多いですね。

 

確かにコルクを抜いたり、温度はどのくらいが良いとか?面倒でとっつき難いかも知れませんね。しかし、美味しく飲むというのは、手間も掛かります。

デキャンタージュの事を教えてくれる寺田オーナー

 

ワインに限らず、珈琲、紅茶、中国茶なども種類によって飲み方が違うものが多くあります。

 

私がワインに興味を持ったのは、美味しいと思った瞬間からです。

 

それから、様々なワインを飲んでいると味の違いに疑問を持ち、それが何かを知りたく現在も探り続けています。

 

ワインも言葉では無く飲まないと分かりません。

 

私はワインを愉しんで頂きたく、出来る限り美味しさを引出してサービスをしています。一般の店では、グラスワインというと安価で種類も少ないのではないでしょうか。

 

当店では、より多くのワインを知って頂きたく、数多くグラスワインでサービスをしています。お得なワインメニューとして、「ワインコース:3000円(3種類)から10000円まであります。」をご用意させて頂いています。

 

このコースの最上ランクでは「ワインフルコース(約6種類)」を設定しています。シャンパン、スパークリングから始まりフルーティーな物からフルボディー、最後にデザートワインとして貴腐ワインまたはアイスワインをご用意しています。

 

ご予算に合わせてお選び頂きたいと考えています。クリアーなサウンドを聴きながら非日常的な空間でワイン、お食事を愉しみ、人との出会いを楽しみ和んで頂ければ幸いです。

[[ 取材後記 ]]

 

店内に足を踏み入れると何とも言えない和みある空間へとやって来たという印象をうけました。「ノムリエ」こと寺田オーナーの人柄の良さから、取材というよりも楽しいお話をきかせていただいたといったところでしょうか。私自身あまりワインを飲む機会がありませんでしたが、お話を伺ってくうちにすごく興味を持ちました。寺田オーナー自身もお客様と席を交え一緒にワインを愉しむことも多いとか。そこから生まれる人との出会いや会話は人生に幸せをもたらしてくれているに違いありません。

 

ワインは皆さんに幸せを運ぶ不思議な魅力あるもののようですね。
ワインのこと以外にもたくさんの興味深いお話をいただきました。
美味しいワインを愉しみたい方はぜひこちらへ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

※インタビュー企業の詳細は企業紹介ページにて確認できます。

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