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週刊元気企業 【JAおきなわ農産物直売所ちゃんぷる〜市場】

JAおきなわ農産物直売所ちゃんぷる〜市場 - 野菜も人も『ちゃんぷる〜』になれる場所を目指して!

JAおきなわ農産物直売所ちゃんぷる〜市場 インタビュー

今回は『JAおきなわ農産物直売所ちゃんぷる〜市場』の新城悟店長にお話を伺いました。

農家さんにも消費者の方にも優しい『ちゃんぷる〜市場』の様子をお聞きしました。

業務内容と現在に至るまでのいきさつを聞かせて下さい

JAおきなわ農産物直売所ちゃんぷる〜市場

私達のお店『ちゃんぷる〜市場』は、去年の11月9日にここ沖縄市にオープンしました。

 

JAおきなわとしては、4店舗目(他には糸満市・名護市・宮古島にて営業)の農産物直売所になります。


これまでの農協というのは、農家さんが作った作物を出荷及び市場販売する業務を中心にやってきました。

 

特に冬場の本土向けということで、寒くて野菜の作れない時期の本土へ、沖縄でその暖かい気候を利用して作った冬春期野菜を出荷及び市場販売するということをやってきました。

 

しかし現在では、県内においても『食の安全』に対する意識が高まってきたことと、そして『地産地消』ということで、地元で作った野菜を地元で食べましょうという気運の中、従来の出荷作業だけでなく販売もしていこうということになり、このようなお店をオープンさせることになりました。


これまで私達は、出荷業務を中心として行ってきており、販売のノウハウがありませんでした。さらに出荷については『せり』にかけるので、農産物の少ない時には価格は高くなるけど、逆に農産物が多くなると価格は安くなるということで、いつも変動が激しいのです。そうなると農家さんは所得が安定しないから生活も不安定になる・・・。

 

とれたての野菜 ちゃんぷるー市場その点、ちゃんぷる〜市場のような直売所では、農家さん自身が自分で自由に値段を決めることができる。

 

それに本土へ出荷するとなると、航空運賃がかかるので費用の負担が大きくなる。

 

でも私達の所へ持ってきてもらえれば航空運賃の部分はいらない。

 

ですから、以上のことをすべて考え合わせてみても、所得が安定する分、農家さんには喜んでもらえるし、お客さんには、朝収穫したばかりの野菜が新鮮なまま安く買える、ということでご好評をいただいております。 


この市場を立ち上げるための構想に、およそ2年を費やしました。そして全国の直売所を視察して回りながら、『建物はどのようなデザインにしようか』『駐車場を広くとるためには場所をどこにしようか』などの検討も重ねました。

 

それとこの事業は、国と沖縄市から助成金をいただいておりますから、沖縄市の農家を育てていかなければならない使命も背負っています。ですから農家の方々にはお集まりいただき、説明会等を実施しながら会員になっていただいた経緯もございます。

 

新城悟 店長|JAおきなわ農産物直売所ちゃんぷる〜市場他にも、沖縄市の各自治会へ出向いていって説明会を行い、会員登録の呼びかけをしました。

 

沖縄市だけでなく、うるま市・浦添市他市町村の方々にも会員登録をしていただき、それにより現在の会員登録数は960名くらいになっています。

 

ただ、私達の市場へ出荷して下さる農産物の中には、季節によってその収穫時期が大きく左右されるものもありますから、常時出荷して下さる会員様は400名くらいです。

 

そして今も毎日4〜5名くらいの方が会員登録をしに来られています。

『ちゃんぷる〜市場』の特徴を教えて下さい

当店のコンセプトは『新鮮・安全・安心・安い』です。私達は農協ですから、農家の皆さんに農薬指導も行っています。

 

例えば「この野菜にはこの薬をこのくらいの量でかけて下さい。」「薬をかけたあとには日誌を出して下さい。」というように、国の定めた基準に則ってお話しています。こんな風にして安心・安全については特に気を付けています。

 

他には、地元産・沖縄県産・国内産ということにこだわって、外国産は一切取り扱っておりませんし、加工品については一部を除いて、できるだけ個人の方が作る商品に力を入れるようにして、「ここの市場にしか置いていませんよ。」ということを強調しています。

この仕事をしていて良かったことを聞かせて下さい

買い物客でにぎわう、ちゃんぷる〜市場今の仕事をする以前は、営業指導員として農家さん達に対して、お花の作り方の指導をしていました。

 

「形の良いものを作らないと売れませんよ。」というようにして、例えばまっすぐなもの・葉っぱのきれいなものなどを作りましょう、と指導していました。


しかしこの市場では180度違って、形が多少悪くてもあるいは多少曲がっていても、食べてみて美味しければ出荷できます。

 

以前は商品にならなかったもの・捨てていたものが、すべて立派な商品になりますから農家さん達が喜んでくれます。これが、この仕事をしていて一番良かったなと思うことですね。

 

それと従来の農協だと、一般の方々はほとんど足を運んでくれていませんでした。しかしこの市場を作ってからは、一日に千何百人(農協の組合員とは関係のない方々まで)という人が来て下さいます。

 

つまり、農協の施設に人が集まって来てくれている。一般の方達までが親近感を持ってくれるようになったのかなという意味で、とても嬉しいですね。

仕事をする上で、特に心に留めていることを教えて下さい

自分の今までの経験から、『何事も努力さえすれば、ある程度まではできるようになる』ということを教訓として得ることできました。


ですから仕事においても、他の人から「これをやってほしい」と頼まれた時、「自分は今までにやったことがないからできない。」と言わないようにと、自分自身に言い聞かせておりますし、後輩にもそのように話をしています。

これからの抱負を聞かせて下さい

この『ちゃんぷる〜市場』を沖縄市に建てたのは、4万人とも言われている様々な国の方々が、この周辺に住んでいらっしゃるということも大きな理由になっています。

 

いろんな野菜がある「ちゃんぷる〜市場」 市場の名前が『ちゃんぷる〜市場』ということで、ここにはいろいろな野菜が置いてあります。

 

そのいろいろな野菜を、いろいろな国の人達に、この市場を通して召し上がっていただきたい。

 

つまり、野菜も人間もちゃんぷるーの市場にしていきたいのです。

 

ですから今後、どのようにして外国の方々に来ていただこうか、ということを考えつつ取り組んでいる最中です。そして皆さんが和気あいあいと過ごせるようなそういう場所にしていきたいですね。

[[ 取材後記 ]]

 

今回の取材を行なうにあたって、事前に店内の雰囲気を知っておこうと思い、直前に時間をたっぷりとって『探検』させていただきました。 その中でいくつかの特徴を見つけることができました。

 1.駐車場がかなり広く、沢山の車を収容できる。

 2.建物の外は作りたてのお惣菜のお店が並び、お祭りの時の出店の雰囲気を思い出す楽しい雰囲気。

 3. 店内はとても明るく開放的、平日の午前中に行ったが沢山のお客さんでごった返していた。

 4. 直売所だけあって、野菜が信じられないほど安い。

 

これらのことから、人が集まりやすい要素を沢山持っている空間である、と感じました。
しかしながら、今の状態に満足することなく、さらに大きな夢を抱いて前進している姿は、新城店長の力強いコメントからも伺うことでき、今後の『ちゃんぷる〜市場』がとても楽しみです。

※インタビュー企業の詳細は企業紹介ページにて確認できます。

JAおきなわ農産物直売所ちゃんぷる〜市場→


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