2007年03月01日
「新ラーメン」
いきなりですが私、ラーメン好きです。
方向性はズバリ味噌。まぁ、こってり系が好きなんですわ。バターとコーンが乗っていたらサイコー。コレステロールが気になる今日この頃です(いや、以前からか?)。でも先日、今までに出会った事のないラーメンと出会いました…
![]()
訪れたのは南風原町にある『織姫らーめん』、場所はマックスバリュ一日橋店内の1階。青地に白の暖簾が印象的なお店です。こちらの店長さんはフレンチの鉄人・坂井宏行氏のお弟子さんでもある坂本昭司さん。実は坂本さん、なかなか大変な肩書きをお持ちの方で、在キューバ日本大使館公邸料理人、在沖縄アメリカ総領事館公邸料理人などを歴任、現在も数多くの権威ある協会の会員、幹部をされている方。なんだかそれだけで恐縮してしまいそうですが、いえいえ、それがとても丁寧な物腰の方で、それこそ恐縮してしまいます。

さてさて、いただくのは毎日30食限定という、その名も『織姫スペシャル(840円)』。うっすらと色づいた透明スープに大きなスーチカーと半熟玉子、緑のアーサも目に心地よい。麺はちょいと細めの縮れ系。スープは薄味っぽいから、絡める為のチョイスかしら。それにしても豪華なメンツだ。スープにも大量の野菜と、塩は宮古の雪塩、数種の枯節や北海土産こんぶを使用しているとか…。素材にもこだわりたっぷり。

とりあえず器からあがる湯気を嗅いでみる…、くんくん…、ほほぅ、スープの見た目通りに繊細な香り。何かが突出して強く自己主張をしている訳ではなくて、それぞれの素材がお互いを尊重しつつ役割を果たしているような感じ、って、解りづらい?

お次はスープをレンゲですくう、口にする、ズズズっと。ほほぅ、香りの印象を裏切らない、これまた繊細なお味。舌の上を移動していくにしたがって、魚の風味、野菜の甘さ、雪塩の深い味わいと時間差で感じていくのは、素材の味がここでやっと自己主張を始めた、といったトコロか。フレンチが専門の坂本さんならではのテクニック、さすがです。
続いて麺をズルズルっと。ツルツル系ではなく、沖縄そばの印象も感じさせるハーフ&ハーフ的な歯触り。これがスープを吸い込んでくれているのか相性が良いっぽい、というよりも、このスープにはこの麺であるべき、って感じ。歯ごたえもあってボリュームも感じる。
スーチカーも雪塩が使われているのか、しっかりとした下味。半熟玉子とアーサも食事を進めていく中で存在感アリアリ。結局スープも最後までしっかりいただいてしまい、あっという間に完食してしまいました。
総合的な感想は、「新ラーメン登場」です。
今回の一杯は私にとって大きな経験でした。“素材を活かす”ってこういう事なのね。今までいい加減に作られているものを、または自分でいい加減に作っているものを何も考えず、大味だけで美味しい or 美味しくないって判断してたけど、今後はもう少しその辺にも意識を置きたいなぁ…。
味音痴の私をちょっとだけオトナにさせてくれた、『織姫らーめん』なのでした。






コメント
コメントを送ってください