vol.33

『 小さな巨人 』

ミツバチが蜜を吸う姿をみて、春の訪れを感じた。 なんだか懐かしい光景だった。 昨年、悲しくも焼失してしまった首里城のある那覇市首里では、『首里ミツバチ・花いっぱいプロジェクト』という活動が数年前から始まっている。 19世紀後半、ペリーが訪れた際の首里は花の都とも称される程、美しい花園が道路の両側を飾っていたそうだ。 その頃の様に、人々に感動を与えることができるくらい自然が溢れた環境づくりと共に、ミツバチが育ちやすい環境を目指しているのだろう。

小さな体でお花の蜜を集めに来ているよ!春を感じる光景にうっとり♪

蜂の事が気になって調べると、興味深い事が次々と出てきた。 まずは、ミツバチは農薬などを使用していない清らかな環境でしか生きていけないということ。 それにより、環境指標生物にも成り得る。そして、受粉でも大活躍している為、農作物が育つ。 更に、ミツバチがつくりだすのは、はちみつだけではなく、健康食品や薬品の原材料ともなるローヤルゼリーやプロポリス、ミツロウなども。

そして私が1番驚いたのは、ミツバチの巣箱には約2~3万匹が1つの群れを作り、 約9割が働きバチとして蜜を吸いに出掛けるのだが、その働きバチ全てがメスなのだそう。 オスは約1割。女王蜂は1匹だけ。女王蜂は大輪の花として構えているわけだが、決して楽をしているわけではなく、 毎日自分の体重と同じ重さ分、産卵をしているそうだ。命を繋ぐ為の役割を1匹で担っている。 それぞれにハッキリとした役割分担がある蜂から学ぶことは社会で生きることでも相通ずるものがありそうだ。 今年も、目覚める春を堪能する。

ガールズコラムwithRHIZOME

モデル、女優、MC、レポーターとして大活躍中の崎山一葉が執筆!

過去の記事をもっとみる

ガールズコラムwithRHIZOME

モデル、女優、MC、レポーターとして大活躍中の崎山一葉が執筆!

季節を分ける日

季節を分ける日

旧暦では春から新しい年が始まったため、立春の前日の節分(2月3日頃)は、大晦日にあたる。1年を締めくくる節分は、来たる新年に向け、厄や災難をお祓いする行事が行われており、これが豆まきの由来になったといういわれがある。豆をまくのは、家長の役目とされ、その年の干支の年男、年女も吉とされている。家中の戸を開けて「鬼は外!福は内!」と大きな声で唱えながら家の外と内に豆をまき、鬼が入ってこないようすぐに戸を閉める。そのあと1年間無病息災で過ごせるよう、年の数だけ福豆を食べる風習もある。食べる豆の数は、新しい年の厄祓いなので満年齢よりも1つ多く食べる、いわゆる数え年だ。  一昨年、私はスーパーで購入した節分グッズで鬼を退治したが、その際、殻付き落花生が入っていて投げた後に拾って食べた(笑)。実に効果的、経済的だなと感心したが、北海道や東北、信越地方では、雪の中でも見つけやすいように、豆の代わりに殻付き落花生をまく風習があるそうだ。更に鬼の嫌いな柊の枝に焼いた鰯の頭を刺し、玄関に飾り魔除けにすることも。そういえば、魔物で有名なドラキュラはニンニクが苦手でヨーロッパでは、ニンニクを玄関にぶら下げる風習があり、韓国に渡ればニンニクが唐辛子に変わり、エジプトではセロリ、インドでは生姜に変わるようだ。  世界中に云い伝えられる魔除けの食材を集めると、美味しい料理が出来そうだ。各国で良く採れる食材なのでそれもそのはず。魔除け文化で見る世界の面白さの一つに、歴史や文化が沢山詰まっている。今年は食も大事に過ごす節分にしたい。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

2020年が始まり、十二支では1番目の今年。 皆さんは新年に目標などは立てますか?私は2019年は紙に抱負を大なり小なり書き連ね、叶うと塗り潰していった。 今年も書いているがその前に毎年、その年の干支について調べるのが私の中の恒例となっている。 今年を植物にたとえるなら、種子の中に新しい生命のきざしが見え始める時期で、新しい物事や、運気の流れ的にサイクルで表すならスタートの年になると考えられているようだ。 また、ねずみに関する好きな諺がある。『時にあえば鼠も虎になる』だ。時流に乗る事の大切さを気付かされる言葉だからだ。鼠は鼠のままで良い。 ただ、その時に応じて変身できる術とタイミングを得ることは大きな自信になるのだと感じる。 せっかくなので、2020年の目標の一文字を考えてみた。ねずみは『寝ず身』とも表されるように真面目にコツコツと働くとも当てはまる。 【働】【忙】【動】【始】など挙げた中、しっくりときたのが【覚】だ。目覚めるや新たに覚えるなど、干支の始まりに初心に還るのはピッタリだなと選んだ。 急速に流れる時代の移り変わりを楽しむため、たくさんのことを覚え前向きになりますようにと自分自身に喝をいれる一年になりそうだ。 2020年も何卒よろしくお願い致します。

2020年開催の
東京オリンピックが待ち遠しい!

2020への道

東京五輪種目でもあるゴルフ。女子ゴルフの人気は衰える事なく、次々とヒロインが登場し日本を賑わせている。 そして男子ゴルフも、世界のカリスマゴルファーが来日し、プレーで人々を魅了した。 さらにここ沖縄でも、今年で3年目となる男子ゴルフトーナメントが11月に開催され、多くの地元選手に声援が送られた。 その大会の頂点を目指す為に、4日間に研ぎ澄まされる集中力は、日を重ねるごとに緊張感にも変わる。 私はこの大会で、プロアマ戦トーナメントの表彰式の司会と、スタートアナウンスを担当させて頂いた。 3年目となると、これまでと少し異なる点があり、選手たちもコースに慣れた様子と、私も皆さんの様子を窺い見る余裕ができた。  今回は特に地元選手に着目することにした。地元ならではの、"家族総出"で応援に来る。 18ホール回るとなると、相当な体力が必要なため、おじぃおばぁは的を射てコースで"上がり待ち"をする。 折り畳みの椅子を持参し、自然を楽しみながら待つ姿はほのぼのとしていた。 選手も家族を見つけると、リラックスした表情で次のコースへと移動する。 ピンと張るいつもの緊張感から解き放たれて、良い空気感でプレー出来ているのが表情からも伝わり、それは結果にも現れていた。  この3年で入れ替わる旬の選手たち。そんな厳しい世界の中で戦い、結果を残していくウチナーンチュを誇りに思った。 世界にいるウチナーンチュの姿が脳裏に浮かび、これからの様々なジャンルでの活躍と自分自身が後押しされることに嬉しさを感じている。 ゴルフのみならず、東京五輪で何人のウチナーンチュが活躍できるのか。2020年が俄然楽しみになる4日間だった。

過去の記事をもっとみる
BACK NUMBER
Item 1 of 12