フォトフェイシャルとは?仕組みや効果、知っておきたいデメリットも解説
- 公開日 : 2022年10月14日
- 更新日 : 2022年10月14日
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フォトフェイシャルは、近年「肌に優しい美容エステ」として話題になったエステの一つです。
しかし、名前だけは聞いたことがあるけれど、どんな施術なのか分からない、仕組みや効果を知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、フォトフェイシャルの仕組みや効果、メリット・デメリットについて紹介します。
フォトフェイシャルに興味がある方、またこれから受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
フォトフェイシャルの仕組み
フォトフェイシャルは、IPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光を肌に照射することで、シミやそばかすの原因となるメラニン、赤みの原因であるヘモグロビンを除去するエステです。
メラニンやヘモグロビンは、細胞の新陳代謝であるターンオーバーの乱れによって肌に残留し、肌トラブルを引き起こします。
IPLは照射された時点では光エネルギーですが、メラニンやヘモグロビンに反応すると熱エネルギーに変わります。
肌に蓄積されたメラニンやヘモグロビンに直接ダメージを与え、ターンオーバーを活性化することで、シミやそばかす、赤みなどの肌トラブルを解消する仕組みです。
また、IPLは、美肌に欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸を生成する細胞の一つである線維芽細胞を活性化する効果も期待できます。
そのため、フォトフェイシャルには肌本来のハリや弾力を引き出すエステ方法として、注目を集めています。
フォトフェイシャル医療用・サロン用の違い
フォトフェイシャルには、医療用フォトフェイシャルとサロン用フォトフェイシャルの2種類があります。
医療用フォトフェイシャルとは、クリニックなどの医療機関で行う施術のことです。
サロン用よりも高出力のIPLを照射できるため、より短期間で効果を実感できるのが特徴です。また、医療機関で施術を受けるため、施術によって万が一痛みや肌トラブルが起きた場合も、すぐに麻酔や薬で対処してもらうことができます。
ただし、医療用フォトフェイシャルはサロン用よりも効果が高い分、1回あたりの治療費が高くなる傾向にあります。
一方、エステサロンなどで気軽に受けられるサロン用フォトフェイシャルは、医療用よりも低出力の機械を使用するため、効果があらわれるまでに時間がかかるのが特徴です。
その分、1回の治療費は医療用よりもリーズナブルなことが多いため、治療というよりトリートメント感覚で受けることができるでしょう。
フォトフェイシャルに期待できる効果とは
フォトフェイシャルというエステの存在は知っていても、具体的にどんな効果があるのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
フォトフェイシャルは、次のような肌トラブルに対して効果を発揮してくれます。
- シミ
- そばかす
- 小じわ、たるみ
- 毛穴
- ニキビ、ニキビ跡
- 赤ら顔(毛細血管拡張症)
- くすみ
- 黒ずみ
また肌トラブルの解消以外にも次のような美容効果を期待できます。
- 肌の引き締め
- 美白
フォトフェイシャルは各症状の1つ1つに対して治療効果を発揮するのではなく、ターンオーバーを活性化することで、さまざまな肌トラブルを包括的に解消するのが特徴です。
レーザーとは異なり、複数の肌トラブルがあってもまとめて治療できるのが、フォトフェイシャルの魅力と言えるでしょう。
フォトフェイシャルの効果については、「フォトフェイシャルの効果とは?回数や持続する期間、クリニック選びのポイント」の記事もぜひ参考にしてください。
フォトフェイシャルとその他の施術との違い
美容エステにはフォトフェイシャル以外にもさまざまな施術があるため、フォトフェイシャルと他の施術をどう使い分ければいいか分からないという方もいるのではないでしょうか。
ここではフォトフェイシャルと、レーザーやピーリングなど他の施術との違いを紹介します。
レーザー治療との違い
レーザー治療は、フォトフェイシャルと同様に光を照射する施術ですが、レーザー治療とフォトフェイシャルはまったく別物です。
レーザー治療は、ターンオーバーを活性化して肌全体にアプローチするフォトフェイシャルとは異なり、シミやニキビなど、特定の肌悩みに対してピンポイントで働きかけるのが特徴です。
レーザー治療は、効果が高い一方で肌へのダメージも大きく、ダウンタイムが長くかかります。
フォトフェイシャルなら肌へのダメージが少ないため、施術後すぐに洗顔やメイクができるのもメリットです。
ピーリング治療との違い
ピーリング治療とは、肌表面の古い角質を剥がして除去することで、ターンオーバーを活性化する治療法です。
ターンオーバーの活性化に働きかける点は、フォトフェイシャルと同じですが、フォトフェイシャルは肌の深層に働きかけ、肌が自分の力で新たな細胞を生成するサポートを行います。
一方、ピーリングは肌の表面にたまった古い角質を強制的に除去し、新しい皮膚に置き換えるという方法です。
ピーリングとフォトフェイシャル、どちらの施術が適しているかは、クリニックやサロンの無料カウンセリングの際に相談してみるのがおすすめです。
フォトフェイシャルにはデメリットもある?
フォトフェイシャルは肌へのダメージが少なく、さまざまな肌トラブルを包括的に治療できるため、一見万能な治療法に見えますが、誰に対しても効果を発揮するわけではありません。また、人によってはデメリットと思えるようなことも起こります。
ここからは、フォトフェイシャルを始めるときに知っておきたいデメリットについて紹介します。
濃いシミのようなカサブタができる
フォトフェイシャルではIPLを使って、皮膚の内部にあるメラニンなどの色素を表面に押し出します。
そのため、施術によって皮膚の内部にある色素が皮膚表面にあらわれ、濃いシミのようなカサブタができてしまうことがあるのです。
この濃いシミのようなカサブタは次第に剥がれますが、剥がれるまで2日〜1週間程度の時間がかかってしまいます。
その間、出かける予定があり、濃いシミを目立たなくしたい場合は、無理に剥がすのではなくメイクでカバーするようにしましょう。
日焼けした肌には施術できない
フォトフェイシャルでは光エネルギーで肌にダメージを与えることで肌トラブルを解消しているため、すでに日焼けダメージを負った肌に施術を行ってしまうと火傷を起こすリスクがあります。
そのため、すでに日焼けしている人はフォトフェイシャルを受けることはできません。
またフォトフェイシャルは施術後もしばらくは日焼けに気をつける必要があります。施術後は日焼け止めを活用して日光から肌を守ることが大切です。
効果を実感するまで複数回の施術が必要
フォトフェイシャルは1回で効果を得られる場合もありますが、ほとんどの場合は効果を実感するまでに複数回の施術が必要です。
何回の施術が必要かは、クリニックやサロンでカウンセリングを受ける際に、相談して確認しておくことをおすすめします。
薄いシミには反応しにくい
フォトフェイシャルで使うIPLは、薄いシミに反応しづらいという性質があります。
薄いシミが気になっている場合は、ピーリング治療など、他の施術を検討したほうが良いでしょう。
気になる肌悩みが解消できるかどうかも、カウンセリング時に相談して確認しておきましょう。
痛み・まぶしさがある
フォトフェイシャルは光エネルギーを照射することによって施術を行うため、施術中に若干の痛みやカメラのフラッシュのような眩しさを感じることがあります。
施術中は目元を専用カバーで覆うことによって眩しさを軽減しているため、眩しさに関しては特に気にならないという人が多いのですが、光過敏症の方には苦痛になってしまうことがあるようです。
また痛みがどうしても辛い場合は、麻酔をしてもらうのがおすすめです。
ただし、麻酔をしてもらえるのは医療用フォトフェイシャルのみなので、注意しておきましょう。
沖縄でフォトフェイシャルができるサロン・クリニックの探し方
フォトフェイシャルはレーザーより肌ダメージの少ないIPLという光を照射することでターンオーバーを促し、肌トラブルを全体的に解消することができます。
シワやシミ、ニキビ跡など、複数の肌トラブルを同時に解消したい人におすすめの施術です。
フォトフェイシャルはメリットの多い施術ですが、デメリットもあるため、クリニックやサロンで事前にカウンセリングを受けて、気になることや不安なことは事前に相談し、解消しておきましょう。
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